山田裕二|AVがちょこっと楽しくなるAV男優プロフィール
File No.58:山田裕二(やまだゆうじ)とは?
56歳で男優デビューした遅咲きのAV男優。
もともと高級商品を扱う毛皮商を営んでいたが、バブル崩壊後の長引く景気低迷の煽りを受け、仕事が上手く立ち行かなくなり、52歳の時に店を畳むと約2年の休養を経てAV業界に飛び込んだ70歳を超え今なお現役バリバリで活躍している知る人ぞ知るおじいちゃん男優。
商売をやっていた頃はかなり儲けていた時期もあったとのことで、貯蓄と年金暮らしで生活に困るようなことはなかったようだが、老後の生きがいにと始めたエキストラの仕事で知り合ったAV関係者を通して、56歳の時にAV男優として正式(?)に男優デビューを果たしている。
※補足:2012年9月には宝島社から『65歳 職業av男優』を出版。
一般的に50歳を超えると性欲減退を自覚し始める男性が多いと言われる中、還暦近い中老が男優デビューを果たしたというだけでも個人的には関心するが、山田氏曰く、自分でも呆れるくらいの無類の女好きであることを認めており、結婚(20代)直後にマンションに愛人を囲ったり、バブル期の羽振りの良かった頃はソープだけで数千万円使っていたなどのエピソード(出会い系サイトで知り合った彼女(当時:22歳と37歳)がいたこともあるらしい)を披露しているので、もしそれらのエピソードが事実なら若い頃からかなりの好き者であったと思われる。
とはいえ、家族には内緒にしていたため、山田氏のAV出演が妻にバレた時は一悶着あったようで、離婚寸前の危機を迎えたと後のインタビューで答えている(その後、妻は夫は病気と自分を納得(?)させたようで離婚は回避できたようだが、夫婦の関係性は修復していない(2017年時点)と言っていたので現在の夫婦仲については不明…)。
※補足:家族バレしたキッカケは、孫娘が彼氏とホテルに行った際、部屋で観たAVにたまたま山田氏が出ていたらしい。
AV男優になる前から浮気はしょっちゅうしていたようなので、妻にとって良き夫であったかどうかはさておき、初現場で相手役となった50代の熟女女優に「硬さ」を褒められたとのことなので、山田氏にとってAV男優は天職だったのかもしれない。
ちなみに、AV男優として絡んだ経験人数は2,000人を超えており、作品によっては法に触れない18歳のティーンエイジャーを相手にすることもあるが、山田氏曰く、仕事は熟女の方がやりやすいとか(ただし、プライベートでは若い娘が好き)。
また、男優デビュー当初はメンタル面の弱さからバイアグラを服用して撮影に臨んでいたこともあるようだが、その後、メンタル面を克服し服用はやめたとのこと(2020年時点)。
年齢が年齢だけに役柄は自ずと限定(義父、社長など)されてしまうが、ここ数年はかつてメインを務めていた徳田茂男氏に代わって「グローリークエスト」の好評シリーズ『禁断介護』シリーズで起用されることが多く、山田氏の代表作になっているので、シニア層をターゲットにしたこの手のAVが好きな方は手に取ってみてはいかがだろうか。
話を聞く限りでは、奥様に対する仕打ち(?)は正直複雑な思いもあるが、食事や体力作りを欠かさない、エチケットとして1回最低30分かけての口腔ケアをするといった男優としてはストイックな一面も持っているようなので、数少ない高齢者AV男優のひとりとして、今後も無理しない程度の活躍を期待したい(夢は撮影中の服上死らしいが…)。