コレだけは押える!アダルトVR用語集

アダルトVRに限ったことではないが、2DAVではあまり使わないようなVR用語が頻繁に出てくることがある。

例えば「小人化」「VR酔い」「バイノーラル録音」「チンポジ」などが良い例だ。

特に理解していなくても、視聴には何ら支障のないVR用語もあるが、画質や臨場感などにこだわりたいなら、作品を購入してから後悔しないためにも、知っておいた方がいいVR用語があるのは確かだ。

そこで、アダルトVRに関する用語をまとめておくので、知らないVR用語が出てきて困った時に参考にしていただけたら幸いである(随時、更新する予定)。

VRゴーグル

VR(ブイアール)

VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」の略で、日本語に置き換えると、一般的には「仮想現実」と訳されることが多い。本来、ありえない実体を、あたかもそこにある(存在する)かのような現実感を伴う仮想的な世界を体感できるコンピューター技術であり、2016年8月に様々な企業や団体が出展した「アダルトVRエキスポ2016」が都内某所で開催されたことから、同年をアダルトVR元年と呼ぶ人もいる。

長尺VR

再生時間の長いVR作品のこと。特に何分以上という定義があるわけではないが、一般的には60分を優に超えるような作品を対象としている。ちなみに、アダルトVRが世に出はじめた頃の初期作品は、どれも再生時間が短かった(10~30分程度)が、技術の進歩により再生時間の長い作品が増え、今では4時間を超えるアダルトVRも見られる。にもかかわらず、価格はほとんど変わらないケースも多く、長尺VRは〝コスパが良い〟〝お得〟といったイメージがある(某メーカーの長尺VRがヒットしたことで、一時期、長尺VRブーム(?)が起こったが、最近は以前に比べると長尺VRの数は減りつつあるかと…)。

VR酔い

文字どおり、VRを視聴することで気分が悪くなってしまう症状(主に吐き気や頭痛)のことで、乗り物(車や船)酔いに似た体調不良と言った方がイメージしやすいかもしれない。特にアダルトVRが出はじめた初期は技術的な問題も多く、酔いやすい人も多かったようだが、日々の技術進歩により、近年はだいぶ改善されつつある(ただ、体質にもよるため、個人差が大きい。また、追跡するような作品では比較的酔いやすい)。ちなみに、VR酔いしてしまった場合の対処法は、休むのはもちろん、遠くの景色を眺めたり、外の空気に触れるなどが有効とされる。

小人化

人のカラダが不自然に細かったり、小柄に見えてしまう減少(違和感)のこと(コロポックルと呼ぶ人もいる)。初期作品に比べると、最近はあきらかに違和感しかない小人化現象はだいぶ減ってきたが、ちょっとサイズがおかしいと感じられる作品(主演女優は自然でも離れている人が不自然というケースもある)はいまだにあるため、今後の技術に期待したいところ。特に小人化は作品の没入感にも大きく影響するため、小人化に関するレビューが目立つ作品は注意が必要!

没入感

他のことがまったく気にならないくらい熱中し、その世界に入り込んでしまうほど意識が集中する感覚のこと。VR作品を評価をする際、頻繁に使われる用語のひとつで、没入感の高い作品は満足度も高いとされている。逆に没入感の低い作品は、何らかの問題(距離感、視点、小人化など)が発生していると考えられるため、注意が必要。

バイノーラル録音

音が右から左へ、左から右へ、さらには前から後ろへ、後ろから前へ動いているかのような広がりのある空間が感じられる臨場感の高い立体音響技術(海外ではASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)と呼ばれることもある)。実際に人が音を認知するのと同条件で収録するため、ステレオ録音とは異なるアプローチの音源であり、ステレオ録音を「平面(2D)の音」に例えるなら、バイノーラル録音は「立体(3D)の音」と言うことができる。そのため、耳フェチには堪らない音源と言えるが、イヤホン(ヘッドホン)で聞かなければ効果はない。